市場の仕組み
卸売市場とは
役割
生鮮食料品や花は一般の商品と違って、鮮度が低下しやすく貯蔵しにくいため、生産量によって値段が大きく変動しがちです。卸売市場は、これら生鮮食料品等について、生産者に販売の場を提供し、流通・小売業者に安定した取引の場を提供し、そして私たち消費者に速やかに品物を届けるという役割を持っています。
市場は、私たち消費者の生活の安定と同時に生産者・取扱業者の経営を安定させる役割を果たしているのですね。
働き
卸売市場は、わたしたちが毎日食べる野菜や果物の生鮮食料品をはじめ花などを、衛生的かつ能率的に、適正な値段で卸売するところ。毎日毎日、一日中休まずに、たくさんのいろいろな品物を集め、値段を決め、必要なところへ分けるはたらきを持っています。
市場は、品物をつくる「生産者」と、品物を買うわたしたち「消費者」を結ぶ大切な働きがあるのですね。
特徴
香川県は日本一面積が小さい県ですが、穏やかな気候のおかげで多種多様の農作物が育ちます。
香川県は面積が狭いので、品物の流通が非常に速く、常に新鮮なものを手に入れられるというメリットもあります。
香川県が「日本一豊かな土地」と言われる理由は、ここにあるのです。
こうした豊かな土地・香川県の品物を束ね流通させる役割を果たしているのが、卸売市場なのです。

卸売市場の一日
品物が運び込まれる
夕方から、品物が香川県内や全国各地から運び込まれます。
きれいに並べる
運び込まれた品物は、卸売場にきれいに並べられます。
下調べする
買手たちが、その日の品物の量や質を徹底的に下調べし仕入値を見極めます。
せりで価格を決める
朝7時から9時まで、活気ある「せり声」とともに、卸売業者と売買参加者との間で「せり」が始まります。そして、一番高い値段をつけた買手に品物が売られます(せり落とし)。
品物、販売へ
せり落とされた品物は素早くお店に運ばれていきます。

生鮮食料品の「流通」のしくみ

市場で働く人たち
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